| Q.
小型船舶操縦士免許をとりました。「クルー」として経験を積みたいのですが、いったいわたしは何をすればいいのでしょうか? |
| Q.
新米クルーです。フネに乗っていないで陸にいるときにも少しでも海の勉強したいのですが、何をしたらいいでしょうか? |
ぷりま流「クルー」の定義
免許取得おめでとうございますー。これで名実共に破滅への道、もとい 素晴らしい海の仲間入りですね♪
さて「クルー」とは何ぞや、ですが、まず上記のような質問をなさる貴方の純粋な心意気は尊敬に値します。ぜひぷりまの「クルー試験」を受験なさってください(笑)。
前置きはともかく、ぷりまでは「クルー」を以下の三条件と定義しています。
賛否両論おありかもしれませんが、これがウチの流儀です。
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ぷりまクルーの三条件
(制定 by ぷりま)
- 操船や運航技術・知識をもってキャプテンをサポートする人
- 同乗しているゲストへの気配りで、安全で楽しいボート環境を提供する人
- その艇を通して、自己を成長させるとともに周りの人々にも良い影響を与えられる
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上記のうち、一般に言われている「クルー」の定義は1と2だと思います。ペイドクルー(paid
crew; お金を払って雇うクルー) も大きくはその範疇でしょう。しかしわたしたちteamぷりまでは「3」こそがとても重要かと考えています。以下、それぞれをもう少し詳しく解説させていただきます。
1:
操船や運航技術・知識をもってキャプテンをサポートする人
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スキル項目
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内 容
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コメント
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| 海の法規・ルール・マナーのひととおりの理解と航海サポート |
季節・時間・天候・海象・潮汐などの違いなどのさまざまな状況下での適切な航海判断、キャプテンへの助言等を行えること。 |
経験はともかく、できれば知識はキャプテンを上回っていてほしい(笑)。 |
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ボート・フネについての理解と実践
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キャプテンに代わっての操船。離着岸時の手伝い。ゲスト乗り降り補助。給油、電気、安全設備、ヘッド(トイレ)、食料、清水などのそのボートに関する確かな知識をもとに、キャプテンから指示される前に必要な行動がとれること。 |
俗にクルーとしてのメイン部分ですな。詳細は常識で考えてねー |
| 危機管理 |
緊急時(落水・座礁・漂流・事故など)に対応する知識と能力をもち、必要に応じて臨機応変に対応できること。 |
まあこれは安全第一ということであれば、あとはキャプテンに任せればいいでしょう。できる範囲でOkよ。 |
2:
同乗しているゲストへの気配りで、安全で楽しいボート環境を提供する人
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スキル項目
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内 容
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コメント
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| 安全に対する貢献 |
ゲストの怪我や事故をを予防するための指導力。また忘れがちですが、火災予防の観点から、タバコ等の注意もしてほしいです。 |
ときにはゲストをしかりとばすくらいやってほしいですね。 |
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「楽しいボート」環境
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慣れないゲストは海に必要以上の恐怖感を抱くものです。エンターテイナー(芸人)としての実力でこれを解消してください。また「船酔い予備軍ゲスト
」への臨機応変な対応。 さらに海の美しさや素晴らしさをタイミングよく伝えて、ゲストの興味を喚起してください。 |
自分のコトバで海を語れるようになってくださいね。難しいけどね。 |
3: その艇を通して、自己を成長させるとともに周りの人々にも良い影響を与えられる
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スキル項目
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内 容
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コメント
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| 常識ある「クルー」 |
クルーは海のことだけ知っていればいいってもんではありません。一人の社会人としてのフツーの見識や判断力をもち、その一部としての貴方が「海のあなた」です。中立と判断力ってやつですね。 |
この「常識」ってやつは艇によってだいぶ異なります(笑)ので、自分の常識と合った艇のクルーになりましょうね。 |
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個性ある「クルー」
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あなた自身の「海」や「ボート」観を、クルー経験を通してぜひ醸成していってください。その一歩一歩の足取りは、必ずや貴方の人格形成にプラスに働きます。常に吸収し学ぶ謙虚な姿勢と、挑戦するマインドがとても重要です。もちろん先輩として微力ながら応援しますよ。 |
これはあなた自身の問題です。自分でぜひがんばってほしいところです。そうやって、みんな少しずつ学んでいけばいいと思っています。 |
| 仲間としての「クルー」 |
クルーである貴方は、わたしたちのかけがえのない仲間です。楽しくお互いを高め合うために、最低限のマナーと、仲間を心から思う貴方になってください。貴方によって私たちも成長できることを楽しみにしています〜。 |
ぷりまは小さいフネですから、「心でつながる」仲間だけで、定員いっぱいです。ただ楽しいだけではなく、ときには辛いことも一緒にくぐる。そんな仲間に来て欲しいです。 |
フネのことばかり考えてしまうあなたへ
フネのことばかり考えて、仕事や勉強のことが手に着かない。あー週末の出航が待ち遠しい。どうしたんだー自分はおかしくなってしまったのか〜。というアナタ、全然 正常です(笑)。それが 海をシュミにしてしまった貴方のかかる最初の病気「海恋病(仮称、海来い病ともいう)」です。ははは。大丈夫です。これからさらに比べものにならないさまざまな「病」が貴方を襲います。それに比べればコレはまだ蚊に刺された程度のものです。
海に出始めたばかりの貴方は、たぶん経験値は低いでしょう。知らないことだらけ、見るもの聞くもの新しい...
。そんなアナタはまだ海やフネで遊んでいるというよりは、「遊ばれている」ように見えるかもしれません。でも、これが大事なんですが、このいまの「初心」を絶対に忘れないようにしてください。ベテランキャプテンの事故のほとんどは、この「初心」を軽んじて起こるといわれるからです。いまのアナタの心は、一生わすれてはならない大事なマインドセットと言えます。
前置きが長くなりました。寝ても覚めてもフネのことや海のことを考えてしまう時に、わたし自身がやったのは、そのわき起こるさまざまな考えをメモしておくことでした。これを「クルー日記」と呼んでいました。わたしは免許取得から10年間以上も、クルーとしてさまざまなフネに乗ってきました。その一回一回の航海、会った人たちの顔、学んだことがらは、いつの日か自分でボートを所有したときに絶対役に立つものばかりでした。それに気付いたのがけっこう遅かったのですが、「クルー日記」を付けてからは、されまでただ漫然とフネに乗っていた頃に比べ、一回ずつ自分が成長しているような気がして、もっと早くやれば良かったと後悔しました。
「クルー日記」は自分の秘め事ではありません。どんどん先輩や仲間にその内容を話して、あなたの情報データベースとして充実させていくのです。海の仲間は、おそらく、時間の許す限り、あなたの素朴な疑問に答え、一緒に考えてくれることでしょう。もちろん、わたしも拝見させていただきますよ。どーぞもってきてください!
(笑)。
なんかストイックに聞こえるかもしれませんね。みなさんに「クルー日記」を強制するものではありませんが、こういう風にフネや海と向かい合うこともひとつの方法ですので、ちよっとご紹介させていただきました。
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