ぷりま「なるほどね」のこーなー
ボートシューズのお手入れ

海をそしてボートを愛するみなさん、突然ですが ボートシューズのお手入れ、してますかぁ〜?。
していない!  はっはっは、正直ですね。私もです(自爆)。

まあボートシューズなんて消耗品だと考えてしまえば、日々の航海が安全で楽しくあれば、シューズは古くなったら新しいのをおろせばそれでいいのかもしれません。シューズをはきつぶすほどにオレも海の男としての年輪を重ねていく...なーんて。

てなわけで(またまた前置きが長かったですが)今回は、そんなあなたとわたしのように手入れもロクにしないくせにボートシューズが大好き、というみなさんに、特別講師をお招きしてボートシューズの簡単なお手入れ方法をご紹介します。

 

今回はわたしのシューズの中でも程度が比較的マシな方の、SPERRYトップサイダー君を実験台にしました。

このくつは、数年前のボートショーのワゴンセールで衝動買いしたものです。季節を問わずON/OFFともに出番は多く、履いて出航した回数もたぶん二桁、沖ではスプレーを浴び、陸ではイジリ〜時の作業くつとして軽油やガソリン、シンナーやペンキなどの飛沫を浴び、そのわりには一度もお手入れしていないとても可哀想な靴です。ひどすぎますね(ははは...)。

なおここでご紹介するTOP SIDERはSPERRY社の登録商標です。
http://www.sperrytopsider.com/


トップサイダー君
みなさんも持ってますよね。海のシューズのド定番ブランドですね。

なおここでご紹介するTOP SIDERはSPERRY社の登録商標です。
http://www.sperrytopsider.com/

 


トップサイダー君の拡大画像。
表面がもうカサカサで深いシワが幾重にも刻まれている...。

 

 

山本流、ボートくつみがき
今回の特別講師は山本センセイです。先生はもともと「靴ヲタク(失礼)」として紳士の足元をびしっとキメるドレスシューズがお好きなのですが、今回特別にお願いして私のトップサイダー君をお手入れしていただきました。

なお山本先生の靴コレクションは、ご本人のホムペ(準備中)でごらんいただけますが、このシトいったい何足の靴を持っているのだろう(謎)。足は二本(あたりまえ)の日本人(寒すぎ)なのに...。


山本センセーの「靴コレクション(ほんの一部)」

なんと高級な〜。光り方がチガウ!!

作業開始!!

【STEP1】まず準備として シューズにシューツリー(くつ型)をいれます。こうすることにより表面の皮が張って作業がしやすくなると同時に、持ちやすくなります。

このシューツリー、「洋服でいうハンガーと同じ」だそうで、くつ箱(げたばこ)で収納時にはシューツリーをいれた状態で保管するのが「基本」だそうです。知らなかったっす。

シューツリーはくつ屋さんで売っていますが、ボートシューズの場合、まああまり高価なものでなくてもよいと考えます。今回はプラスチック製のものです(写真では黒い色なので、わかりづらいです)。


山本センセイが慎重に作業にとりかかられるの図。

くつひもを外すかどうかは、まあ理想的にははずしてね、でも別にいいよ、という程度でOKす。で今回は外しませんでした。

結局、くつのお手入れのような類(たぐい)のことって、どのくらいめんどうがらずに時々でいいからやれるか、に尽きますよね。だとしたら、手順を増やしておっくうになるくらいなら、簡単なお手入れでもいいから時々はしてあげましょうねということです。

 


シューツリーを入れて準備OK!
まな板の上のコイ状態のトップサイダー君。

【STEP2】ホコリ等をタオルかくつ用ブラシ等ではらってから、くつクリーナーを塗ります。一般的な白色か無色のクリーナー(価格500円程度)でOKです。古タオルのようなウェス(ウェスは船用語です)につけて拭くだけで、汚れがよく落ちます。

ここで大切なことは、このクリーナーを水で少し溶くようにしてのばして塗ることです。一般にくつに塗るクリーム類はごく少量を水でのばしながら使用するそうです。知りませんでした。そのまま塗り込んでたわ。クルマのワックスじゃないってーの!


こういう縫い目部分などには汚れがつきやすいもの。
丁寧な仕事ぶりに、ただ感動!

センセイのご愛用くつクリーナは、ウチの近所じゃ売ってない高級品だっ!

クリーニングで数年分(!)のアカを落としてもらい、
きもちよさそうなトップサイダー君。

この時皮の色が若干脱色するので、ウェスにくつの色が付くことがあります。
しかしほとんどは靴の汚れだ〜。うぇ〜。

 

【STEP3】次の(そして最後の)ステップはくつ用ミンクオイル(MINK OIL; ミンク油)です(1,000-2,000円程度)。これは動物性(ミンク)の油を主成分としているもので、溶けていると「どろっ」としているものです。また製品によっては動物くさい(?)です。
ミンクオイルは指で塗ってください。あとで手を洗えばいいんですから。


ミンクオイルは、トップサイダー君のようなオイルドレザー(油分を含ませた皮)の保革用の油の定番だそうです。ボートシューズ専用の油でのメンテは理想でしょうけれど、ミンクオイルをぬればちゃんと手入れしたことになるそうです。

なおミンクオイルはクリーナーとちがいますから、水でのばさないでくださいね。成分は「油」ですから水とは一体化しませんけど。


(右)先生ご愛用の高価なミンクオイル(ミンクの絵が描いてある!)


すばやくミンクオイルを取り出す。
いや別に素早くやる必要はありませんが...(^_^;)

ミンクオイルは布などを使わず
手で(指で)塗ってくださいね。


つま先などは特に痛みやすいところ。
たっぷりケアしてあげませう!

今回、トップサイダー君に、先生ご愛用の高価な(ミンクの絵が描いてある!)ミンクオイルを塗っていただきましたが、塗っても塗ってもすぐ乾いてしまい、なんだか恐かった(笑)。まるで砂漠に水をまくが如し!

塗ったあとがしっとりするまでに、相当量を塗り塗りしました。

だいぶ「なじんだ感じ」になってきました。
(画像ではわかりにくいですが)

「むむむ。ミンクオイルをどんどん吸い込んでいってるぞ」
いかに手入れしていなかったか、くつは正直です。

 


とりあえず完成!
しっとり感と、革の落ち着き方はまるで別物!
あらためて、「かっこいい」と思ってしまう美しさ!

おわってみれば「なーんだ、こんな簡単なこと」でしたが、なぜ何年もできなかったのだろう。自分の不精さに呆れます。ははは。

手入れをしたシューズを履くとなんだか気分も明るい!

こういうボートメンテも、たまには いいもんですね。

おわり。

 


センセの靴ケア用品(ほんの一部)

PBI読者さーびす企画!


今回わたしのトップサイダー君をお手入れしてくださった山本センセーが、
あなたのボートに出張サービス!! 磨き方を伝授してくれる企画があります。

ただし条件がありまして、
材料(ウェス、クリーナー、ミンクオイル等)と交通費、
あとできれば昼食くらいはご負担していただければ、
さらに釣りにでも連れて行っていただけると...(爆)。

またボートシューズではなくフォーマル系の
ドレスシューズに関するブランドや製品情報、お手入れ、履きこなし, etc..
貴方の足下の身だしなみ問題をトータルに解決!! 

ま、とにかく「くつ」に関するご相談全般を、受け付けます。
PBIトップページからサイト管理人にメールしてください。だははは...。

 


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