Primavera 号のご紹介
Primavera : YAMAHA SRV23/F100

Primavera」 とは、スペイン語で「春」、転じて(四季のはじめから)「最初の」とかの意味です。
春というイメージの持つやさしい雰囲気と、 このボートと共にこれから始まる季節、
そして夢のボートを手にしてしまって「この世の春だなぁ〜」
と私が実感したこと(笑)から命名されました。

 
Photo by  島津さん(海の会代表) 1999.11 横浜港パレードにて

Primavera の「進水式」



キンチョーの初航海

Primaveraは1999年5月、千葉県の木更津マリーナで進水し、船橋のとある船宿に係留保管されていました。艇種はSRV23/F100で、ヤマハの入門艇SRVシリーズのハードトップ付きのもので、100馬力の4サイクル船外機「YAMAHA F100A」を1機搭載しています。巡航速力24kt.くらいでしょうか。重荷(ボートに載せている荷物が多いこと)なので、そんなにでませんってば。

(補足解説) フネの速度は「ノット (knots, kt, knなどとも書く)」で表します。1ノットは「1海里(1,852 m)を1時間で進む速さ」です。っていってもわかりにくいので以下に例を載せました。数字だけでクルマの速度と比較すると、フネってのーんびりしてるって気がしますが、海で航走るってこんなもんです。

ノット
時速(km/h)
ボートでの体感速度(独断)
20 kt.
約37 km/h
うーん、まあまあのスピードね
30 kt.
約56 km/h
おっ、なかなか速いじゃん
40 kt.
約74km/h
速ェ〜〜〜!!!  速すぎる〜〜!!!

ぷりまの係留場所


Primavera号の おもな艤装
(ぎそう、フネに施した装備のこと)

●DGPSプロッタ魚探 GPS測位システム(カーナビと同じ原理)にディファレンシャル機能(測定誤差を別電波で受信し精度を向上させる機能)の付いた航海機器。魚群探知機付き(釣りの時便利!)とっても贅沢な一品です。
●電動マリントイレ 小型艇でもちゃんと電動(で水が流れる)トイレルームがついていました。
●アンカーウインチ 海底に打ち込んだアンカー(いかり)のロープは長いです。これを巻き取る機械があれば重労働から解放されラクです。
●コンパス ボートの「羅針盤」です。GPSに頼る航法が主流ですが、やはりコンパスはフネの基本。ちっちゃいけど、エラソーにくっついています。
●航海灯 夜間の航海では法律で定める灯りを点灯させなくてはなりません。その設備一式のことです。
●リモコンサーチライト 夜間特定のポイントを照らし出すサーチライト。操縦席からのリモコン操作でライトの方向を360度・上下90度くらい回転させられます。
●バウスプリット&アンカーローラー 船首に手すりレール付きのステップをつけています。デザインがスマートに見えます。またアンカーを一時的に固定する機能も兼ねています。
●トランサムステップ&スイムラダー 船尾に、はしご(ラダー)がついています。海の中に出入りする時は便利です。
●釣竿ホルダー つり竿を船べりに固定する設備。ぷりまキャプテンの父上からの贈り物です。多謝。しかしこれを使うほどの大物釣りをしなかったりして...(笑)
●ダブルバッテリーシステム エンジン始動用のバッテリを並列に二つ設置し、スイッチで切り替え式にしてあります。万が一、沖でひとつのバッテリがあがってエンジンが始動できなくなっても、もう一つのバッテリに切り替えればエンジンが始動できます。ボートでは比較的ポピュラーな安全設備です。
●アマチュア無線 144 & 430 MHz帯 FMを装備しています。屋根の上の白いアンテナ棒が「まるでラジコンおもちゃみたい」っていわれます。



DGPSプロッタ魚探


アンカーウインチ

コンパス

バウスプリット
©ワイズギア



Photo by 落合さん(舵社)
2000.4 パレットタウン観覧車付近にて

このフネの特徴
4ストロークのエンジン(YAMAHA F100A)がとにかくすばらしい: 2サイクルO/B(船外機)でエンジンの乗せ換えを検討している方、一度体験してみてください。違いがはっきりわかります。排気ガスもあまり臭くなく、アイドリングしながらおにぎり食べても、もう船酔いしません。燃費もとてもいいです。弱点としてはどうしても「お釜」が大きく、艇体の割にやや非力かもしれません。

(補足解説) これまで船外機艇は構造が簡単(こわれにくい・信頼性)、高馬力の割に小型軽量の2ストローク(2サイクルともいう、原付バイクなどに用いられている方式)が主流でした。しかし技術の進歩により時代は4ストロークに以降しつつあります。4ストエンジンは自動車のエンジンと基本的には同じです。2ストに比べての静粛性と燃費の良さの長所はそのままに、海という過酷な環境での使用に耐えうる信頼性が飛躍的に向上してきました。Primaveraは、そんな先進のエンジンを搭載しています。

カタログ値 (と、感想)

  ●全長 7.51 m  (実際はもちよっと長い)
  ●全幅 2.30 m
  ●総トン数 5トン未満  (実際は1.3トンくらいかな)
  ●エンジン YAMAHA F100A . 4st. 100 hp
  ●定員 8名  (4-5名がちょうど良い感じ)

YAMAHA F100A


Primaveraのオーナーになって思ったこと
Primaveraは小さいフネで、走りもおとなしめですが、取り回しも楽で一人で出せますし、初心者向けにはいいと思います。 ボートってお金がかかる趣味ですし、以前は私も「ボートなんて夢のまた夢」と思っていました。でもPrimaveraクラスの小型ボート なら案外持てるほど、今のボート業界はエントリーが楽で艇種も豊富です。そしてボートはハマると人生変わりますよ。 みなさんもぜひボートオーナーになってみませんか。

 

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